副院長の話~研修歯科医編1~
無事に国家試験を合格した私は大学に残らず研修歯科医としては別の施設に行くことにしました。
実際は国家試験を受けるだいぶ前に受験をしていて超難関だった
慶應義塾大学病院 歯科・口腔外科学教室に無事受かることができました。
ここは自慢になってしまいますが。。。56人受験して6人だけ入局できる難関を突破したわけですね!
これだけの人数が受験した年はその前後なかったそうです。
慶應義塾大学病院 歯科口腔外科学教室HP
http://dent-os.med.keio.ac.jp/
なぜそこへ行こうと考えたのか。一つ目は父の勧めがありました。二つ目は実際に見学へ
行ったときに歯科のことも口腔外科のことも両方学べる環境だったためということがあります。
この二つ目のことに関しては少し詳しくお伝えさせてもらいます。
一般的に歯科というと患者さんの理解としては一つだと思います。その理解で間違いではありませんが、
歯科を学ぶ我々からすると実は治療内容によって細分化されています。
・口腔外科(主に抜歯、腫瘍、インプラント、口腔顔面痛など)
・保存科(歯の神経の治療、虫歯治療、歯周病治療)
・補綴科(クラウンなどの被せ物、部分入れ歯、総入れ歯)
・矯正科(歯並び)
・小児歯科
などなど
母校の大学に残った場合はこれらの中から選択して一つの科に残ることになります。
慶應病院ではこれらが一括されているような環境だったためいずれ開業を視野にいれていたこともあり、
いろいろ学べる環境でいいなと感じて受験したわけです。
多彩な技術や知識を身につけることができるいい環境でした。
ここまでは私が在籍した教室の簡単な紹介と歯科についてでした。
パート2では研修医時代どんな過ごし方をしていたか紹介していきたいと思います。
研修歯科医編2に続く。。。