副院長の話~中学編~

わたしは中学から親元を離れて中高一貫の全寮制の学校へ進学しました。

進学の理由は大したことはありません。。。

元々両親は東京出身だったので、わたしのいとこ達はみんな東京にいました。仲良くしていたので彼らと会って遊ぶことを期待して進学の道を歩み始めたのでした。

全寮制で一年生のときは男子校でしたが、翌年から共学になり女の子も寮生活をするようになりました。もちろん建物は全く別の場所です。
男子校というところはなかなか刺激的でした。かつ様々なところから生徒が来ていたのでカルチャーショックのような出来事もたくさん経験しました。今でも各地方に友人がいて、こっちに遊びに来てくれたり、こちらから遊びに行ったりと多くの付き合いが継続中です。
全国に友人が広まったことはわたしにとっては財産になっています。

 

地方から出て寂しさはほとんどなく過ごしていて、1番驚いたことは初めて聞く苗字がとても多かったことです。
高田あたりでは菅野さんや熊谷さん、村上さん、佐々木さんなど友達にも多くいましたが向こうでは少数派でした笑
印象的だったのは毒島さんや外間(ほかま)さんなどで、なんて読むかもわかりませんでした。

平和に暮らしていましたが、たしか2年生のときに母方の祖母が持病悪化のため他界しました。死因は今でも死亡要因トップにある肺炎です。

当時スパゲッティシンドロームというような名称で身体のあちこちにチューブが繋げられていた覚えがあります。その姿を見ながら父から
「もし誰か(医師、看護師、その他スタッフ、家族など)が口の中のことを気にしてきれいにしてあげていたらもう少し延命できたかもな。。。」と言われました。

口の中をきれいにしていれば人は長く元気でいられるかもしれないんだ!とわたしは気づかされました。

高校編に続く・・・

 

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