今年一年間をふりかえって。

こんにちは。副院長の重之です。

いよいよ今年も残すところあと数日ですね。本年も患者さん、各メーカーの業者さんたちには大変お世話になりました。

12月は長男の誕生日でもあるので一年間がより早く感じる気がします。彼もあっという間に3歳で一丁前になってきていますが、言うことも聞かないときもありイライラしたり。。。成長の証ですね。

さて、私の今年最後のブログでは吉田歯科医院での治療実績（保険外診療が中心）を少し紹介したいとおもいます。

これまでに単発で症例をいくつか紹介してきましたが、実績を数字でみせることはなかったので今回は数字と症例を交えて紹介したいとおもいます。

吉田歯科ではあんなこと、そんなことをしていて、あれぐらいの実績があるのかーと今後受診する際の参考にしていただければとおもいます。グラフはクリックするとアップになります。

＊emax（イーマックス）というのは前歯のセレックのことです。＊

今年はセレックに関しては一人当たりの本数が多いケースが多かったような感じがしています。また、若い方の前歯に対する審美的要求が高い方もセレックを選んでいたようなケースが多かったです。セレック、インプラントともに今年は少し多くなりました。セレックはやり直しする方も出てきました。ただ、やりなおすといっても同じ方が二個壊れてくるということがあり、ほかの方ではそういうことがないので特異的な現象だったと考えています。ほとんどの方は安定していました。

保険診療でもCADCAM冠が導入されて、当院でも積極的に取り入れてきました。これまで銀歯で見た目が気になる部分も変えられるようになり、進んで変更を希望する方も増えてきました。

①前歯の審美障がい

術前：主訴は「前歯を綺麗にしたい」でした。この方は以前から虫歯が多い方だったので被せてある歯が古くなっていたり、詰め物が合わなくなっていたり、多くの問題を抱えていました。いろいろ治療方針を説明してセレックを含めた方法で進めていくことになりました。前歯は少しお金がかかってもきれいにして、他のできるところは保険診療内できれいにしていくことになりました。

術後：前歯4本はセレックで作製して他は保険診療内での治療結果です。術前は歯肉も不健康な印象があったのですが、術後は歯肉も健康な感じに変わっていきました。ご本人も満足のいく結果となりました。

②前歯の審美障がい２

術前：主訴は「前歯一本の歯の色が変色している。結婚式にむけてきれいにしたい」ということでした。

前歯一本が昔神経をとる治療を受けていたようです。時間の経過とともに歯が変色していきます。前から気になってはいたようですが、なかなか歯医者へいく機会がなくこのままだったようです。しかし、結婚式をすることとなり写真撮影など一生残る記念に綺麗にしておこうと一念発起し当院へ来院されました。

術後：全体的にホワイトニングもして明るくなりました。無事に結婚式も終えたようです。

わたしを含め当院スタッフも喜びを共有することができました。

③主訴「奥歯の銀歯を白くしたい」

このように見える部位でなくても白くすることに意味を感じてくださる方も増えてきました。銀歯の下では虫歯ができることがしばしばあるため、そういうことを予防する意味で奥歯の白い歯は機能的です。
術前　上顎　　術後　上顎

術前　下顎

術後　下顎

このようにすべての銀歯を白い歯に変えていく方もいて、歯を大事にしようと考えている人が増えているのかなと。

今年は歯周病のセミナーにも参加していたため、歯周病の治療にも力をいれてきました。新しい手技を教えてもらい、それをさっそく実行し良い結果もでています。歯周病治療が進むと、それにともなってインプラント治療が有効な場合も増えてくるため詳しく説明しインプラント治療について理解していただいた方には実施してきました。

④インプラント治療

今年は計19本のインプラントを提供しました。下の写真のように一人で数本必要とする方もいるので19人にインプラント治療をしたわけではありません。都心部の先生のところでは数百本というインプラントの実績があるところがあり、そういうところには遠く及ばないのですが、地方のいち開業医としては良い治療として提供できたのではないかと考えています。