銀歯から白い歯へ

こんにちは。吉田歯科医院 副院長の吉田重之です。

吉田歯科医院では1-2本の歯であれば一日で治すことができる最新機器を導入しています。

下の写真は①が術前で②が術後です。むかって左側の歯の銀歯が白い歯へ変わっているのがわかりますか?3本の歯が変わっていると思います。この方は若い女性で銀歯が以前から気になっていたようです。

たまたま当院のことを知り、釜石から受診してくださいました。

①術前

46 47 Cr On1

 

②術後

46 47 Cr On2

 

まだほかにも銀歯はありますが、神経が残っている歯であったり、一番奥歯だったりしたので無理に全部変えることはやめたほうが良いと提案し、本人が希望するところを中心に治しました。術後の結果には満足していただけたようで我々も治療してよかったと感じることができました。

この治療のメリットは単に銀歯から白い歯へ変わるだけではありません。

「二次的なむし歯を予防する。」です。

今回のケースでは一見口腔内をみると銀歯の適合は非常に良かったので、むし歯にはなっていないように見えたのです。

しかし、外してみると中ではそれぞれ大小のむし歯がありました。

このように銀歯の下にはよくむし歯ができています。銀歯と歯はくっつかないため時間とともに銀歯と歯の間に隙間ができてしまいます。そこへむし歯菌が侵入してむし歯を知らずしらずの内に進めてしまいます。

この白い歯は自分の歯としっかりくっつくようなセメントを利用するので、むし歯菌の侵入を防いでくれます。つまり二次的なむし歯の発生を予防してくれるのです。

患者様からよく聞く話で「奥歯だから銀歯でいい。」確かに奥歯だから外からは見えないので保険診療の銀歯で十分かもしれませんが、ここで紹介したように見えないところだからこそむし歯になるリスクも高いのです。

もちろんこの歯を装着したからといってむし歯にならないわけではありません。日頃の手入れと定期的な歯科検診をおこなうことで長期にわたって自分の歯を守ることができます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

前の記事

連休中の診療日

次の記事

歯の小さなひび割れ。