「食べる」ということの再確認
こんにちは!
副院長の重之です。週末は私の大学時代の後輩である地主先生を招いて「食べる」について勉強会を開きました。
土曜日は陸前高田の在宅療養を支える会で高齢者の方々の介護やリハビリ、看護に関わる職種、歯科医師、歯科衛生士の方々が対象でした。参加した先生からは資料も素晴らしいし、講演内容も充実していて参加してよかったといっていただきました!!
日曜日はきらりんきっずにお邪魔して、子育て世代のお父さんお母さんを対象に焼き芋を焼きながら子どもの食べるについてお悩み相談会も兼ねて講話していただきました。
わたしも歯科医師として子どもの歯並びのアドバイスや虫歯予防の話など少しだけしました。集合写真。参加したみんなが今後の子育てで食べることについていろいろと意識してくれることを期待しています。
私は食べるについて、子どもの世話をしながら日々壁に突き当たる経験をしてきました。現在もその経験は進行中ですが…普段妻と悩んでいた部分がクリアになりましたね。
私も歯科医師ですが、主な勉強はどうしても治療法の技術とかを学ぶ機会が多くなりがちなので今回のような口の機能の発達や食べられなくなった人へのアプローチを学べたことは非常に貴重な時間でした。
きらりんきっずに参加したお父さんお母さんもきっと満足してくれたに違いありません。
私は今回のことを通じて、来年も確実に地主先生を招いてもっと多くの人(子育てに携わる方々中心)に聴いてもらいたいと思いました。
いろいろ企画を考えたいですね〜。市でやっている離乳食教室のアドバンスコースで実際に各家庭で普段与えている離乳食を作ってきてもらい、それを赤ちゃんに食べさせます。その時の子どもの反応をみて先生に診断してもらい離乳食の進行に関してアドバイスをいただく…なんてこともできたら面白いかなと。
当たり前ですが食べることは一生涯続きます。陸前高田はこどもの虫歯が多く、それによってちゃんと噛めない子もいます。そんな状態で生涯健康な生活がおくれるのでしょうか??
都心部では虫歯は少なく、今回教えてもらったような機能面に親御さんの意識は向いているようです。つまり虫歯はなくて当たり前といった時代にきています。まだまだこちらは虫歯の課題は山積みですが、少しでも改善されて子どものうちから口腔機能を高めることをサポートできるといいな~と考えています!!