セレックによるむし歯治療

こんにちは。副院長の重之です。

だいぶ高田も寒くなってきましたね。寒暖の差がありますので皆様お身体には気をつけてください。そんな皆さんの心配をしているところ私は妻と共に子どもから風邪がうつり、やや体調をくずしております泣。

さて、週末におこなわれたツールド三陸は盛り上がりましたね!あいにくの雨でしたが、わたしもサイクリングリーダーとして参加しました。東京から友人も参加し、地域の人たちとのコミュニケーションを楽しんでいました。はじめて被災地にはいったということもあり、一緒に走る際わかる範囲で被災状況などを話しました。

また来年も来たいといってくれたので、来年は他にも友人を連れて来てほしいものです!!

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話は変わりまして、先日セレックの治療をおこないました。

むし歯で歯が欠けてしまったということで来院されました。治療方法について保険でおこなう場合、自費治療でおこなう場合、それぞれを詳しく説明しました。そして、治療方法に納得していただいてセレックの治療をおこなうことになりました。

いざむし歯を削りすすめていくと一部神経が露出するところまでむし歯が進行していました。

唾液がはいらないようにラバーダムをし、(唾液中には虫歯菌、歯周病原菌がいっぱいなのではいらないようにガードします。)そして、化学的に消毒し菌が少ない状態で緊密に封鎖。

その後形を整えてセレックで光学印象、セットまでと1時間半ぐらいで完了しました。治療当日に歯が入ることはメリットがたくさんあります。写真の奥から二番目の歯です。

セレック治療フロー

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一週間後に経過を聞きましたが、かみ合わせが少し高いところはありましたが神経が痛むような症状はなかったようです。今後よく経過をみていき神経が失活していってないかを観察する必要があります。

知らず知らずのうちにむし歯が進行し神経をとらないといけないなんてことは歯科医院ではよくありますが、もっと早く来ていてくれたら神経はとらずに済んだのに。。。と嘆くこともあります。

歯科の治療は下に示すようにやり直すことがよくあります。治療~抜歯までのこの負の連鎖をどこかでゆっくりにしないといけません。

08_歯の運命図_04

今回はまだ連鎖の前のほうで食い止められそうです。今後は定期的な検診をうけていただき良い状態を保つようにすることが必要です。

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