親知らずの抜歯
こんにちは。副院長の重之です。かなり寒くなってきましたね!先週から風邪をひき、腰も痛め、鼻をかみすぎてヘルペスが鼻回りにでてきたりと満身創痍です。。。
さて、先日とある知人の抜歯をおこないました。皆さんいまだに抱えているかもしれませんが親知らずです。向かって右下の横を向いている歯。ちょっと小さくてわかりづらいですかね。
親知らずの抜歯って痛いんでしょ?とか腫れるんでしょ?とかよく聞かれます。残念ながら痛いし、腫れることは多々あります。
今回抜歯するにあたりご本人より少し怖いですねという言葉があったので、気持ちを落ち着かせてくれる笑気ガスを用いて鎮静しながら抜歯することにしました。
鎮静というのは全身麻酔とは違って声かけなどには対応できるけど、ほわーんと気持ちがリラックスした状態を作り出してくれます。
麻酔は痛かったようですが、いざ抜歯がはじまると笑気のおかげもあり爆睡してしまいました笑 約30分ぐらいで終了です。
割と難抜歯だったのですが、寝ていたせいか本人は思ったより怖くなかったし痛みも痛み止め飲めば十分コントロールできるということでした。
中には効果が少ない方もいますが、抜歯など怖いと感じることが多い処置では有効なことがあります。
今回のケースはわたしのレベルではそこそこに難しかったというのが実感です。根っこが二つに分かれていて、そこまで分割しての抜歯でした。
もっと難しいケースは気仙沼病院の口腔外科の先生に抜いていただいてます。親知らずで悩んでいる場合は一度相談にいらしてください。
そこでうちでは無理なのか、可能なのか判断させてもらって患者さんにとって良い方にすすめていきます。