世界基準の歯科治療を陸前高田で!
こんにちは!副院長の重之です。
東日本大震災から8年が経過しました。そんな今日は大雨です。
震災後2か月で父が吉田歯科医院(仮設)を建てて、地域住民の方々へ歯科治療を再開しました。その勢いと情熱を受けて、同じ歯科医師としてこの地域でがんばらないと歯科医師になった意味はない。とまで思い大学院卒業とともに帰ってきました。その時はとにかく患者さんの数も多くほとんどの方が応急処置に近い治療内容でした。
しかし、今では時間も経過しその時実施した詰め物などをやり直す治療が出てきています。そういう状況を見てきて、この陸前高田で必要なことはちゃんとした歯科治療の知識を伝え、それを理解してもらい、実施することだと思い始めました。治療方法を自分で選択するということは自分の意思で治そうと考えるきっかけを与えます。
当院ではいろいろと器材をそろえて都会と同等の治療ができるように準備してきました。
そして丁寧な説明をすることでいろいろな治療方法を提案し、実施し成果も見えてきました。今後も研鑚を続けよりよい歯科医療を提供できるようにしていきたいです。
さて、そんな想いもある中、いとこに紹介していただき土日に東京まで行きオランダ人歯科医師のマルコ先生の講演を聴いてきました。
素晴らしい臨床ケースや研究結果などを惜しげもなく披露してくださいました。
明日からの臨床に活かせるようにしていきたいですね。吉田歯科医院はまだまだ世界基準の歯科治療にはおよびませんが、準世界基準ぐらいの歯科治療は実施していけるようになっていると思います。この陸前高田という田舎でも都心で頑張っている先生たちと同じような治療が受けられます。
そして特別におみやげをいただきました。このブレスレットをもつ歯科医師は陸前高田、いや岩手県にはいないんじゃないでしょうか。