保険診療での再生療法が可能に!
こんにちは。副院長の重之です。
先日医院全体でお休みをいただき、スタッフとともに大阪へ旅行に行き、
USJやねぎ焼き、串揚げなど楽しんできました。(前回のブログからお借りしました)
月曜日から診療を再開しまして、最初から飛ばしていってます!
昨年通った歯周病のセミナー後歯周病の治療に積極的に取り組んでおります。
そのときから紹介されていた国内初、世界初の歯周組織再生医薬品がついに保険導入されました!!
この写真は使い終わった後ですが、このような製剤を使い保険診療で歯周組織再生療法ができるようになりました。
これまで再生療法には保険が効かない方法が多かったのですが、保険診療で使えるということもあり
患者さんへ応用しやすくなりました。
ただ、なんでもかんでも治るというわけではないのでこちら側が適応を見極めての使用になります。
先日さっそく適応させると良い結果がでそうな患者さんがいたので紹介して実施するにいたりました。
下のレントゲン写真。
左から3本目の歯です。歯を支える骨が一部大きく無くなっています(赤い線のところ)。歯周ポケットは一部10ミリほどありました。
歯周外科処置をして、歯と骨の間にある余分な組織を除去し、薬剤を塗布します。
見た目にはなんともありませんが。。。開けてみると歯と歯の間にがっぽり穴が!!泡状に見えるのが再生製剤。
しっかり縫っておしまい。
最後は緊密に縫合して終了です。
あとは本人の再生力と再生製剤に期待するのみです!!
保険診療ですが、今回は歯一本の手術費と材料費で約1万円でした。(3割負担の方)
このまま深いポケットを残したままだと数年後には動揺が増してきて、抜歯なんてことも考えられます。それをいまから回避するための再生です。