歯とセラミックの接着

こんにちは!副院長の重之です。
3月にわたしのブログで世界水準の歯科医療について学んできたことをお伝えしました。そこでは歯とセラミック修復物(被せ物)をいかにちゃんと接着させるかということを学んできました。
https://yoshidadentalclinic.com/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF/2579/

これまで何度か当院でのセレック治療に関するブログを掲載してきましたが、そこまでの接着と今回紹介する接着はまったく異なります。

これまでセレックで作製したセラミック修復物をちゃんと接着したはずだったのに取れてきてしまうことが時々実際あり、私自身ちゃんとやっているはずなのに。。。と悩むこともありました。

しかし、今回学んできた接着は全くこれまでのやり方とは異なるもので、その方法の一部を写真で紹介します。


口腔内は唾液が存在し、湿度が高い環境です。そのような環境では本当の接着は得られません。
そこでわたしのところではラバーダム防湿をして唾液や呼気からの湿気を遮って接着させます。

上の写真のようにするのは実は当たり前の操作だったんです。メーカーが指定するよう方法で接着しても取れてくるのはこのラバーダム防湿をしてこなかった。といっても過言ではないかもしれません。
もちろん当院のテクニックはこれだけではありませんが、それは秘密にしておきます。


セット後です。一番後ろの歯がセラミック修復できれいに仕上がりました。
こうなると手前の銀歯が異様な感じに見えますね。

銀歯を外し、虫歯をしっかり除去し、歯を保護する処置をおこない、光学印象、デザイン、セラミック修復物の形成、正しい接着これら一連の流れを当院では一日で完了できます。
https://yoshidadentalclinic.com/jiyusinryou/cerecflow/

この方法は保険外診療となります。
今回の治療費は約50000円で予約時間は2時間ぐらいです。
かみ合わせの悪い方や噛む力が強そうな方は当日中にはできない場合もあります。
また、このケースは自分の歯が一部健全で残っていたためこのようなラバーダム防湿ができました。
すべて被せるクラウンの場合残っている歯の状態によってはできない場合もあります。

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