こんにちは。副院長の重之です。

最近の高田は晴れが続いて暑いですね。もうすぐ夏。みなさんはどう過ごしますか??

 

さて、話はかわりますが、最近マイクロスコープを用いた根管治療の成果がでてきています。

マイクロスコープについては過去のブログを参考にしてください。

マイクロスコープでは単純に見えにくかったものがよく見えるようになっただけなのですが、その「見える」ことによって細かいむし歯や根管内にある汚物を見ながらきれいにできるようになります。

症例1

6番の歯の根の周りが黒くなっています。かぶせものを外し根の治療を開始したとき歯の中はむし歯でぐちゃぐちゃでした。しかし、まだ30代で若い方だったのでこの歯がなくなると将来的にダメージが大きくなるためがんばって残すことにしました。

スライド1 スライド2

むし歯をしっかり除去して、根の中をきれいにしました。消毒も何回かおこない、持続的に効く薬もいれて、1か月ぐらいで黒い影がだいぶおさまってきました。

あと少しだけ残った根の中の材料を除去できれば完璧ですかね。
スライド3

症例2

この方も20代と若いのですが、両側の奥歯にやっかいな歯を携えて当院を受診してくれました。

まずは右下から。6番と7番の歯根の中は十分に材料がはいっていないし、そのためか根の先に黒い影があります。

スライド46番の根の治療が終わりました。根の先まできっちり材料が詰まっています。しかし、まだこの時点では黒い影は残っています。しばらく待つことに。
スライド5

これは7番の治療が終わった写真ですが、6番の黒い影はほとんど消えています。スライド6

続いて7番の治療にとりかかりました。スライド7 この7番の根の中は結構特殊な形をしていて、反対側の歯も同様でした。なので同じように中をきれいにして詰め物まで終わりました。黒い影は今後どうなっていくかは見ものです。スライド8

これは同じ方の反対側です。7番目の歯の根の先がやはり黒くなっています。

 

菅野_慎悟_2

この歯もかぶせものを外し、中を見るとぐちゃぐちゃになったむし歯がたくさんありました。結構深いところまでむし歯が進んでいたので若い方ですが、抜歯の選択も頭をよぎりました。

しかし、若い故に再生力もあるだろうとまずは保存するようにしましたら、成果がでてしっかり残せる感じになりました!!

菅野_慎悟_1

時間はかかりましたが、黒い影はだいぶ消えてきたので安心しています。

これらのケースはよくなったケースです。残念ながらマイクロスコープでみるとあまりにもむし歯がひどかったり、歯が折れていたりというケースもあり抜歯になってしまうということもあります。

以前講師で来てくれた山内先生も「がっかりすることも多々あるよ」と言っていました。

吉田歯科医院ではマイクロスコープを使用して、精度よい診断と治療をできるように準備しています!ちなみに保険診療で実施しています。